【通信事業】英語研修の事例紹介|株式会社NTTドコモさま

株式会社NTTドコモ

業界・業種 通信事業(5G、IoT、モバイル通信サービス、デジタルサービス等の提供)
従業員数 9,433名(グループ51,698名)

グローバルテック企業との交渉が日常となった通信業界において、英語でのビジネスコミュニケーション能力は競争力を左右する重要な要素となっています。

今回は、株式会社NTTドコモのマーケティング戦略部で料金戦略担当部長を務めながら、部署の英語研修を統括する内山清人様に法人英語研修の実践事例をお伺いしました。内山様は研修担当者として16名のメンバーを指導しつつ、自らもENGLISH COMPANY for bizを受講してVERSANT 37点から56点への大幅スコアアップを実現しました。

英語研修事例のまとめ

業界・業種

通信事業(5G、IoT、モバイル通信サービス、デジタルサービス等の提供) など)

対象者

マーケティング戦略部の管理職および選抜メンバー(累計16名)

導入時の課題
  • 外資系企業との交渉・プレゼン機会の増加
  • グローバル競争激化に伴う英語コミュニケーション力の底上げが急務
  • 管理職自らが率先して英語力向上に取り組む必要性
  • 若手社員の英語学習意欲向上と将来のキャリア形成支援
研修内容

ENGLISH COMPANY for biz パーソナルトレーニングコース(週1回・継続受講)

研修の成果
  • VERSANT 37点 → 56点(19点アップ)でCEFR  A2+レベル から B1+レベル へ
  • 外資系企業との英語会議で積極的な発言が可能に
  • 部下16名への波及効果と継続的な英語人材育成体制を構築
  • TOEIC 600点台 → 840点達成者、MBA留学成功者、海外研修参加者を輩出

ENGLISH COMPANY for bizを選んだ理由

  • 科学的アプローチによる効率的学習
    • 一人ひとりの課題を正確に分析し、最適化された学習プログラム
    • 短期集中型で効率的に英語力を向上させる科学的トレーニング手法
  • 個別最適化されたパーソナルトレーニング
    • 毎回、課題を見つけて解決していく課題解決型のアプローチ
    • 忙しいビジネスパーソンでも継続できる現実的な学習負荷
  • 多様なレベルに対応できる柔軟性
    • TOEIC 500点台から800点台まで幅広いレベルに対応
    • ビジネス英語から日常会話まで、使用場面に応じたカスタマイズ

内山様(料金戦略担当部長)コメント 「他社と比較検討した結果、一人ひとりにトレーナーがついて課題解決型で進められること、そして短期集中で効率的に力を伸ばせるという点で御社を選ばせていただきました。私たちの業務の忙しさを考慮すると、最も現実的で費用対効果の高いパートナーだと判断しました。」

研修導入の背景と全体像

マーケティング戦略部の役割 NTTドコモのコンシューマー向け通信事業におけるマーケティング戦略の策定・推進を担当。営業戦略および料金戦略の策定、プロモーション企画など幅広い業務を展開。

  • 英語使用の具体的場面
    • 定期的な海外企業幹部との会議:四半期に1回程度、グローバルテック企業等の幹部とのビジネスミーティング
    • アジア通信キャリアとの定期会合:半年に1回、中国・韓国の通信キャリアとの会議
    • アライアンス業務:グローバルテック企業等との提携に関する交渉・調整
  • 受講者選定方針
    • 英語を使う業務に従事するチームを主体に選定
    • 本人の意思による手挙げ制を基本とし、強制ではなく自主性を重視
    • 業務の必要性と学習意欲を総合的に判断して継続的に採用

ENGLISH COMPANY for bizの英語研修を受講して実感できたこと

  • 劇的なスコア向上と実践力の獲得

    内山様の成果
    • VERSANT 37点 → 56点(19点アップ)
    • CEFR A2+ から B1+ へのランクアップ
    • 外資系企業との英語会議で積極的な発言・コミュニケーションが可能に
  • チームメンバーの成果
    • TOEIC 500点台 → 840点達成
    • TOEIC 800点台 → 900点台突破でシリコンバレー海外研修参加者2名
    • MBA留学試験合格者1名

実務での具体的な変化

海外出張での成功体験 内山様は海外出張でのグローバルテック企業との会合で、「言いたいことの8~9割は言えるようになった」と実感。英語が堪能なチームメンバーから「以前より英語ができるようになっていますね!」と驚かれ、その姿を見た若手メンバーが「私たちももっと英語を勉強しなきゃ」と刺激を受ける好循環を創出。

ビジネス会議での自信獲得 「以前は外資系企業との会議では聞き役に回ることが多かったが、今では積極的に質問し、こちらの考えを英語で伝えることができるようになった」

効果的だった学習方法

リプロダクションによる音声処理能力向上 「音は聞けていたが、意味が理解できていないギャップを発見。リプロダクションを中心としたトレーニングで、聞いた内容を意味として理解し、短期記憶に残せるようになった」

ライティングからスピーキングへの段階的アプローチ 「最初はライティングが嫌いでしたが、テーマごとにライティングで文章を組み立て、それを話すという段階を踏むことで、スピーキング力が着実に向上しました」

学習継続の工夫と時間管理

  • 内山様の学習ルーティン

    平日の学習パターン
    • 通勤時間(徒歩15分):シャドーイング練習
    • 帰宅時間:単語アプリで語彙強化
    • 平日合計:約30分/日
  • 土日の集中学習
    • 土曜日:2~3時間の集中学習
    • 日曜日:2~3時間の集中学習
    • 週末合計:約4~6時間
  • 週の合計学習時間
    • 約6.5〜8.5時間(1日平均1〜1.5時間)

土日の集中学習 「最初は自主学習に慣れるのに苦労しましたが、ルーティン化することで自然にできるようになりました。結果的にいまでは英語学習が趣味になり、リフレッシュ効果も感じています」

組織への波及効果と今後の展開

部署内でのコミュニケーション活性化 「若いメンバーと担当部長という距離がある中で、英語学習が共通の話題となり、自然な会話が生まれるようになりました。『この間の英語のテストどうだった?』といった気軽な声かけから、業務でのコミュニケーションも活発になっています」

  • 人材育成への戦略的効果
    • 英語力向上をきっかけとした若手の海外志向醸成
    • 現地法人(シリコンバレー拠点)でのOJT研修、MBA留学など具体的なキャリアアップ実現
    • 「今は英語を使わない部署でも、将来必要になった時のための投資」という長期視点での人材育成
  • 継続的な研修体制の確立
    • メンバーの異動に合わせたローテーション受講システム
    • 手挙げ制による自主的な学習意欲の維持

今後の展開

さらなる英語力向上への挑戦 「今後はより流暢に、特にビジネス交渉の深い場面で適切に伝えられるレベルを目指したい。ゴルフのスコアアップと同じで、どんどんレベルアップしていきたいという欲が出てきています」

  • グローバル人材育成の継続
    • 定期的なメンバー入れ替えによる研修機会の提供
    • 英語学習文化の部署内定着
    • 海外でのビジネス機会拡大への準備

通信業界でのキャリア展開 「英語がある程度できるというカテゴリに入れば、海外での勤務機会や、より多くの外資系パートナーとのビジネス機会が広がると思います。通信業界のグローバル競争において、英語力は必須のスキルになっています」


株式会社NTTドコモさま

受講期間

2024年1月~継続中

累計受講者数

16名

導入コース

ENGLISH COMPANY for biz パーソナルトレーニングコース

主な成果

VERSANT 19点アップ、TOEIC最大240点アップ、海外研修・MBA留学者輩出

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